(画像はChat GPTに作ってもらいました、渋いですね)
最初に
この記事は2023年6月に発表されたホワイトペーパーなどをもとに記述されています。
2023年12月現在でも大きな変更点はないことは確認しましたが、もし間違ってたら謝ります。
Uniswap V4概要
- 同一ペアのプールを複数作成することができるようになった
- プールごとに手数料やフック(後述)を変更することができる
- 流動性の分散がデメリット
- その辺りはUniswapXで解決予定
- リリースは今冬を予定
- 2023年6月時点では「2023年12月リリース」と言っていたが、やはり予定は未定ということか
機能詳細
Hooks
DEXの実行タイミングで任意のプラグラムを実行することができる
具体的には
- プール作成前後
- 流動性変更前後
- スワップ前後
- 寄付前後
があげられる。
スワップしたウォレットにNFTを付与する、スワップ回数の多いウォレットに手数料を還元する、特定の注文に被せて、別の注文を実行するなどが可能。
当然悪意のあるコードを仕込むこともできるため、create2やproxyを使った攻撃を想定する必要がある。
Hookが変わればプールが変わるので、そこで競争が発生する。
[hookの例]
github.com
https://github.com/Uniswap/v4-periphery/blob/main/contracts/hooks/examples/LimitOrder.sol
github.com
https://github.com/Uniswap/v4-periphery/blob/main/contracts/hooks/examples/TWAMM.sol
github.com
https://github.com/Uniswap/v4-periphery/blob/e23c51f457d312868a7d70976cb99b1d178e5759/contracts/hooks/FullRange.sol
Singleton
V3ではプールごとにコントラクトをデプロイしていたため、ペア追加時のガス代が高いという問題があった。
V4はlこれを解決。全てのプールを一つのコントラクトが保持するデザインになった。
Flash Accounting
eth->usdt->daiというような、複数のswapを実行する際、V3はプールからトークンを取り出すという行為を繰り返している分、ガス代が高かった。
V4は全てのプールを一つのコントラクトに配置することにより、余計なプールからの出し入れが必要なくなった。
Native ETH
基軸通貨のETHを扱うようになり、WETHを扱うよりもガスコストが安くなった。
ERC1155 Accounting
ERC20のトークンの移動を減らせるらしい、減らした結果、どのようなメリットがあるのかよくわかっていない(情報が少ない。。。)
Gavernance updates
手数料をガバナンスで調整し、取得することができる
donate
利用者、流動性提供者、フックの作成者などにトークンでチップを送ることができる
最後に
みなさん、体調不良には気をつけましょう。
あと、このブロクを書いている自分はNFTゲームプラットフォーム・ PlayMiningを運営する
コンテンツの内容、採用など、興味ある人がいたら問い合わせください。