(この記事は2023年12月8日時点の情報をもとに記述しています)
美しく整備されるキャナルサイド。
大空に美しいときめきを描くアーティスティックなランドマーク。
日常のひとときさえ、特別であるという歓び。
街の新たな標として、その誇りを蒼天の領域へ。
(訳:衝撃の事実!!!今あるPolygonはPolygon zkEVM Validiumにリニューアルし、サイドチェーンからL2になります!!!基軸通貨もMATICからPOLに変わるかもしれません!!)
Polygon 2.0って何?
一言で言うとプロダクト群。
・既存のPolygon PoS(Polygon1.0と称される)を作り替えたPolygon zkEVM Validium
・改変されたPolygon zkEVM
・新トークンのPOL
・Chain Development Kit (CDK)
を指す。
2024年3月にリリース予定。予定は未定。多分夏ぐらいにずれ込むんじゃないかな。
Polygon zkEVM ValidiumとPolygon zkEVMの違い
名前 | スケーリングソリューソン | ロールアップするデータ | 安全性 | コスト | ユースケース |
Polygon zkEVM Validium | Validium | 証明データのみ
トランザクションデータはオフチェーンで保存 | 比較的低い | 比較的安い | ゲーム、少額取引など |
Polygon zkEVM | zk Rollup | トランザクションデータ+
証明データ | 比較的高い | 比較的高い | DeFi、高額取引など |
今後MATICはどうなるの?
MATICとPOLを1:1で交換するブリッジが提供され、ステーキングも全てPOLで行うことになる予定。
POLをステーキングすることにより、複数チェーンのバリデータになることができるらしい。
Polygon zkEVM Validiumの基軸通貨は?
明言されていない。ETHかPOLか。どっちなんだい。教えておくれ僕の筋肉。
アーキテクチャ
Polygon zkEVM ValidiumとPolygon zkEVM、CDKを使って構築した独自チェーンは、同一のステーキング層とインターオプ層を利用して稼働することにより、デフォルトでクロスチェーンのメリットを得ることができる。
ステーキング層
Polygonのネイティブトークンを使用して分散化を提供する
ValidatorManagerとChainManagerという2種類のスマートコントラクトで構成されている
ValidatorManager
バリデータの登録管理、ステーキング処理、別チェーンへのアクセス、規則違反のバリデータへのペナルティ。
ChainManager
必要なバリデータ数の定義、バリデータへの追加要件の設定、ペナルティの定義。
インターオプ層
クロスチェーンメッセージング、アトミックスワップを提供する。様々なチェーンと通信する。
エグゼキューション層
ブロック生成を行う。DBやWitness generator、メモリプールなどのコンポーネントで構成されている。
Witness generator
トランザクションなどから証明データを生成する仕組み、ブロックチェーンがトランザクションを正確に処理したことを証明するのに使用される。
プルーヴィング層
証明データを元にゼロ知識証明を作成する。
Common Prover、State Machine Constructor、State Machineなどのコンポーネントで構成
Common Prover
PolygonのZK研究チームによって開発された高性能なゼロ知識証明生成器
State Machine Constructor
開発者がステートマシンを簡単に定義できるフレームワークを提供する
State Machine
トランザクションやスマートコントラクトの実行がどのようにシステムの状態を変更するかを記述するシステム
参照リンク
Polygon 2.0: Protocol Architecture
The protocol architecture for Polygon 2.0 is a breakthrough in how Layer 2 blockspace is delivered
https://polygon.technology/blog/polygon-2-0-protocol-vision-and-architecture
Polygon 2.0
The Value Layer of the Internet
https://polygon.technology/roadmap